種なしブドウってどうやってつくるの？【ギモン４】
今日もなぞときQueenがあなたのギモンを解決していくわよ。
種なしブドウってどうやってつくるの？【ギモン４】
種なしブドウって、食べやすくておいしいわよね。日本で見られるのは「巨峰」「ピオーネ」「デラウェア」などがそうよ。種があると取り除くのは面倒だし、口の中でがりっとなるの、あれ嫌いよ。でも種のない果物なんて、不思議って思わない？種なしブドウってどうやって作るのか、解明するわ
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植物ホルモンの影響で種なしになる
種なしブドウって最初から種がない種類ってわけではなく、「ジベレリン水溶液」っていう植物ホルモンの溶液にひと房ひと房浸していくのよ。これはもう大変な作業。満開期と満開後に２回も処理作業があるの。２回目はブドウの実を大きくする効果があるのだけど、大きくなりすぎて実がぎゅうぎゅうになってしまうから、その後の間引き作業も大変よ。
種なしブドウは日本発祥！
種なしブドウは、山梨県笛吹市春日居町で初めて成功し、普及したのよ。「デラウェアー 種なし武道発祥の地」の石碑がたつことで有名ね。
【デラウエアー種なし葡萄発祥の地】
稲馬鹿苗病菌の純粋培養は，東京大学で成功し，この物質 はジベレリンと命名されたジベレリンの農作物利用研究は昭和三十三年に始まり， 私達は葡萄について研究に着手した。昭和三十四年デラウエアーに種なし，果粒肥大，濃度， 処理期を組みあわせた試験を 春日居町民の協力を得て 造成したこの地において，五年生樹を用いて行い，その 結果見事に成功し，世界で始めて種なし葡萄が誕生した。この技術は速やかに全国に普及した。春日居町春日居町観光協会
さすが葡萄の名産地山梨ね。種なしブドウってすごく手間暇かけて丁寧に愛情こめて作られるのね。わかった？
なぞときQueen 【ギモン４】
