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なぜ飛行機の離発着の時、照明を暗くするの?【ギモン30】

なぜ飛行機の離発着の時、照明を暗くするの?【ギモン30】

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あけましておめでとう、なぞときQueenよ。今回のお題は、「なぜ夜の飛行機の離発着の時に照明を暗くするの?」よ。別にキレイな夜景を楽しませるためではないのよ。ちょっと怖いその理由を今日は徹底解明するわよ。

離発着時に一番事故の危険性が高まる

離着陸時に事故や故障が発生したときは、飛行機から緊急脱出しなければならないかもしれません。そして、緊急脱出した飛行機の外は、夜間であれば当然真っ暗です。
空港のターミナル周辺や駐機場周辺は街路灯があるため明るいのですが、滑走路や誘導路の周囲には照明が無いためです。【飛行機の乗り方と空の旅】http://www.sora-tabi.com/question/dimming.html

暗さに目を慣れさせるため

飛行機の離発着時には、一番事故の危険性が高まるのよ。

飛行機から緊急脱出するときは、緊急脱出用のスライド(滑り台)を使ったり、主翼の上から滑り降りることが考えられます。つまり機内から機外へと、一瞬にして環境が変わります。もし夜間の飛行機の中が明るければ、一瞬にして暗闇に放り出されることになります。その場合は当然、目は暗さに慣れていません。そのため足元はよく見えませんので、すぐに動き回れば危険です。【飛行機の乗り方と空の旅】http://www.sora-tabi.com/question/dimming.html

明所から暗所へ環境が変化すると、人の目は暗さに適応する「暗順応」に一定の時間がかかるの。人間は暗闇に目が慣れるまでに、10秒ほどかかると言われているのよ。すぐに動き回れるようにするために、照明をあえて暗くしていたのね。

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